◉◉4-3テーマ



強い刺激はいりません

テーマ④-3|強い刺激はいりません(あなたの体の守り方)

年齢を重ねると、体は若い頃よりも少し繊細になり、
“強い刺激を受けると逆にこわばりやすい”という特徴が出てきます。
これは自然な変化であり、あなたが悪いわけではありません。

大切なのは、あなたの体が本来もっている “守る力” を尊重すること。
強く押されたり、急にねじられたりすると、体は身を守るために固くなります。
これは反射的な防御反応であり、人間としてとても正常な反応です。

強い刺激ほど、体は「守る」ほうへ反応する

“強く押される → 筋肉が固くなる”
“グイッと伸ばされる → 体が反射的に戻ろうとする”

こうした流れは、体に備わっている防御反応です。
一見ほぐれたように見えても、数時間後には戻ってしまうのは、
この「守る反応」が働いているからです。

そしてこの防御反応は、50〜70代になると特に強く出やすくなります。
若い頃と同じ刺激を求める必要はありません。
体は変化しているからこそ、触れ方も変わる必要があります。

やさしい刺激ほど、あなたの体は正しく整っていく

体は本来、
“痛くない・安心できる方向”
へ動きたがっています。
安心が生まれた瞬間、体は自然とほどけ始め、
ねじれや力みが少しずつ抜けていきます。

だからこそ、
「強い刺激が良い」
「痛いほうが効く」
という考えは、あなたの体にはあまり合いません。

やさしく触れられると、体は“守る”必要がなくなり、
本来の動きへ自然と戻っていきます。
この変化は静かですが、深く長持ちします。

「強いことはしない」から安心して体を委ねられる

初めて来られた方が驚かれるのは、
「こんなにやさしいのに、体が動きたがる方向がわかる」
ということです。

ゆっくり観察しながら、
あなたの体が“本当はどう動きたいのか”を読み取り、
その方向へそっと戻していきます。
強い刺激で無理に変えるのではなく、
体自身の力で整っていくのが理想です。

体は「押した分だけ押し返す」しくみがあります

机の上にある物を強く押すと、反対側へ強く滑りますよね。
人の体もそれと同じで、強い力を受けると、
反射で逆の力が働きます。

だからこそ、
やさしく触れ、体の声を聴きながら進めるほうが、深い変化につながる
のです。







プロフィール写真

身体観察家/身体教育家 佐藤 昌史(1967年生)

大阪市中央区なんばにて、歩行・姿勢・足裏感覚・食習慣など“あなたのからだの観察力”を育てる身体教育を行う。
延べ80,000件以上の経験をもとに、からだ本来の使い方へ戻す“やさしい整え方”を提案。
著書は Amazonランキング3作連続1位。
(写真:妻と共に)

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電話番号:070-1045-4503

※当ページの内容は医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。必要に応じて医療機関の受診をご検討ください。