日本人が「油」で疲れやすい理由|食の引き算で身体の滞りをほどく

日本人が「油」で疲れやすい理由|食の引き算で身体の滞りをほどく

「気をつけているのに、なぜかスッキリしない」

不調をどうにかする前に。
「油」と身体(からだ)の相性を、一度だけ整理してみませんか?

「揚げ物の翌日、身体が重い」
「夕方になると、頭がぼんやりする」
「外食が続くと、回復が遅くなる気がする」

病気というほどではない。
でも「調子の良い日が続く」という感覚から、少し遠い。

その悩みはお任せください。

あなたが悪いのではありません。努力不足でもありません。
ただ、身体の前提条件(設計)に合っていないものが、静かに積み上がっているだけかもしれません。

第1章:なぜ今まで「気をつけているのに」救われなかったのか

多くの人は、不調を感じると「足す方向」で考えます。
良い油に変える/健康法を試す/サプリを足す。
でも、頑張っているのにラクにならない。[1]

知っておいてほしい「理由」:
濁った水が入った花瓶に、どんなに美しい花を活けても長持ちしません。
まず必要なのは「水を入れ替えること」。つまり、先に“引く”ことです。

大切なのは、あなたの努力を増やすことではありません。
まず、身体の流れを止めている可能性が高いものを整理すること。
その最初の候補として「油」を一度だけ見直します。[2]

第2章:日本人の身体と「油」の相性は、優劣ではなく“設計差”

日本人の身体は、歴史的に「大量の搾油した油」を前提に作られてきたわけではありません。
水が豊富で、煮る・炊くが中心の環境では、油料理に依存する必要が小さかったからです。[2]

そのため、日本人の身体は、油の処理に関して“得意前提”ではない部分があります。
これは優劣ではなく、設計の違いです。
日本人か欧米人かの違いだけです。

そして問題は、戦後、油の量だけが急激に増えたこと。
身体の設計が急に変わるわけではないのに、入力(摂取量)だけが大きく変わった。
このズレが、静かな滞りとして表面化しやすくなります。[2]

第3章:この中で、日本人にとって特に影響が大きいのが「植物性の油」

ここでのポイントは「怖がらせること」ではありません。
ただ、身体の滞りをほどくために、優先順位を整理します。

私が提案しているのは、断定でも、極端な制限でもなく、
食の引き算(抗炎症の食事法)という“整理の考え方”です。[1]

  • 小麦(グルテン)
  • 植物性油
  • 乳製品(カゼイン)
  • 甘いもの(人工甘味料・果物などを含む)

この中で、日本人にとって、特に影響が大きいのが植物性油になりやすい。
理由はシンプルで、体質の土台に対して「量が増えすぎた」ケースが多いからです。[3]

第4章:身体の再設計|“まっすぐな柱(鉛直軸)”が戻ると、滞りがほどける

食の引き算で内側が静かになってきたら、次は外側(姿勢)です。
人は重力の中で生きています。だから「柱」が曲がると、日常の負担が積み上がります。[1]

まっすぐな柱(鉛直軸)が安定すると、変化は“派手”ではありません。
でも、確実に日常が軽くなります。

呼吸が深くなる。
そして、滞りがなくなる

足裏の三点支持(踵・拇趾球・小趾球)が整ってくると、
意識せずに、自然としっかりと立てるようになっていきます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 油は完全にやめないと意味がありませんか?
A. いいえ。まず大切なのは「量」と「頻度」を見直すことです。ゼロにする必要はありません。
Q2. 何から始めればいいか分からないです
A. まずは“よく使う油”と“外食頻度”だけ見直すのが現実的です。そこから身体の反応を観察して調整します。
Q3. 姿勢や足のことまで必要ですか?
A. 内側が整っても、重力の負担(鉛直軸の乱れ)が残ると滞りが戻りやすいです。だから“再設計”をセットで扱います。

「不調のことを思い出さない日常」へ

体質は変えられなくても、生活は選べます。
何を食べるのか。どのように生活するか。
その整理を、一緒に行います。

お任せください。

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エビデンス(Static Citation)

[1] 行動科学/健康行動:納得(理由提示)と行動変容の関連に関する研究・総説

[2] 文化人類学/食文化史:日本の調理法の変遷(煮炊き中心)と脂質摂取の歴史的背景に関する研究

[3] 脂質代謝/循環器:脂質の輸送・代謝、酸化脂質(アルデヒド等)と生体影響に関する研究・総説

免責

本記事は医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。
生活習慣や身体の使い方を「整理するための考え方」としての情報提供です。
症状が強い場合や不安がある場合は、医療機関等にご相談ください。

身体教育家 佐藤 昌史

身体教育家 佐藤 昌史(さとう まさし)

30年、身体と向き合い続けた「観察と整理」の専門家

不調を「断定」せず、まずは“学習の考え方”として整理します。
身体の使い方(クセ)を言語化し、あなたが次に何をすれば良いかが分かる状態へ。

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