「体内アトピー」の恐怖 ――
あなたの臓器と神経を錆びつかせる「油」の真実

30年の臨床経験から辿り着いた「食の引き算」の方程式

アトピー性皮膚炎のガサガサした状態が、もし自分の「内臓」の中で起きていたら――。30年ほど多くの方の身体を見守ってきた経験から申し上げますと、現代人が抱える喘息、腸の疾患、さらには精神的な不安定さの根底には、粘膜や神経が炎症を起こしている「体内アトピー」とも呼ぶべき状態が隠されています。その最大の引き金となっているのが、日々無意識に摂取している「植物性油」です。

1. 植物性油は「神経」を物理的に破壊する最大の要因である

私たちの身体を司る司令塔である神経系は、その構造自体が脂質（油）に依存しています。脳の乾燥重量の約60%は脂質で占められており [2]、神経伝達を高速化させる絶縁体「髄鞘（ミエリン）」の健全性は、日々の食事から摂取する油の質によって物理的に決定されます [1][3]。「神経は植物性の油でできている」という言葉は、単なる比喩ではなく、神経科学における構造上の真実です [1]。

現代食に溢れる植物性油、特にリノール酸をはじめとするオメガ6脂肪酸の過剰摂取は、この精密なミエリン構造に酸化しやすい粗悪な材料を供給することに等しく、神経系が物理的に壊れる主要因となります [1][12]。

精神疾患と脂質過酸化の物理的相関

これまで「心の病」として扱われてきた統合失調症や躁鬱病、あるいはパニック障害といった精神疾患の背後には、神経細胞膜の「流動性不全」という物理的な問題が潜んでいます [4][13]。摂取された植物性油が体内で酸化し、強力な細胞毒性を持つアルデヒド系有害物質（4-HNE等）を生成すると、それが神経伝達物質の受容体やイオンチャネルを物理的に変形させ、電気信号の正常な伝達を阻害します [5][14]。

臨床現場において、徹底した「脱油」によって精神症状が劇的に軽減するのは [1]、脳内の脂質構成が本来の秩序ある状態へ再構築され、神経伝達の物理的なノイズが消失するためです [6][23]。

子供の「夜驚症」 ―― 戦前の日本には存在しなかった悲劇

夜中に突然目を覚まし、激しく怯えて泣き叫ぶ「夜驚症（やきょうしょう）」。この原因も、実は日々無意識に摂取している「油」にあります [1]。子供たちの未発達で繊細な脳神経が、揚げ物などの酸化した悪い油によって物理的な過覚醒状態（電気的ノイズ）に陥っていることが最大の要因です [1][24]。

歴史を振り返れば、戦前の日本において唐揚げやエビフライ、ドーナツといった揚げ物を日常的に摂取する習慣は皆無でした。現代の安価で過剰な植物性油の普及こそが、子供たちの神経系を物理的に「炎上」させ、精神状態を不安定にさせているのです [1][15][25]。

2. 「体内アトピー」の正体 ―― 臓器を硬化させ、粘膜を物理的に変質させる

アトピー性皮膚炎のガサガサした激しい炎症状態。これが身体の外側ではなく、内側の「粘膜」で起きているのが「体内アトピー」の真実です [1]。植物性油（オメガ6脂肪酸）は体内でアラキドン酸カスケードを活性化させ、強力な炎症物質であるプロスタグランジンE2（PGE2）を過剰生成させます [9]。この化学的ドミノ倒しが、全身の至る所で物理的な破壊を引き起こします。

呼吸器・消化器粘膜の「ガサガサ」とニキビの関係

喘息（ぜんそく）： 喘息の発作は、気管支の粘膜が皮膚のアトピー同様、油による慢性炎症で赤く腫れ上がり、過敏になっている物理的状態です [1][8][16]。
腸疾患（潰瘍性大腸炎・クローン病）： 腸の内部が、まさにアトピーのように荒れ果て、糜爛（びらん）している状態です [1][17][26]。
ニキビ・粉瘤： 顔のニキビや粉瘤（ふんりゅう）は単なる肌トラブルではなく、大腸の荒れや油の過剰摂取が、身体の処理限界を超えて皮膚へ突き抜けてきた排泄サインに他なりません [1]。

線維化の恐怖：物理的に縮んで固まる「膀胱と胃」

植物性油がもたらす最大の物理的変化は、組織の「線維化（硬化）」です [4][10][18]。酸化脂質による慢性的な血管障害（虚血）が生じると、しなやかに伸縮すべき臓器の筋肉細胞がダメージを受け、硬いコラーゲン線維へと置き換わってしまいます [19][27]。

内視鏡検査の結果、油を日常的に摂取している人の膀胱は本来の弾力を失い、シワシワに萎縮している様子が確認されています [1]。これにより、物理的に尿を貯める容量が激減し、少しの尿でも限界に達してしまう「夜間頻尿」や「萎縮性膀胱炎」が引き起こされます [1][28]。同様のプロセスは「胃」においても進行し、消化機能そのものを物理的に低下させる要因となります [1]。

3. 再生に必要な「3年」の壁と、物理的アプローチによる突破

植物性油（オメガ6脂肪酸）によって汚染された身体を、真に健やかな状態へと再起動させるには、非常に厳しい「時間の壁」が存在します。生化学的な分析によれば、ヒトの脂肪組織に蓄積された脂肪酸の半分が入れ替わる（半減期）には約600日、完全に細胞の脂質組成を正常化するには、最低でも3年間の厳格な「脱油」が必要であると算出されています [1][11][21]。

「1年頑張ったけれど変化がない」と諦めてしまう方の多くは、この物理的な代謝回転の法則を知りません。数十年にわたり蓄積し続けた「錆びた油」の累積ダメージを洗い流すには、それ相応の歳月が物理的に求められるのです [1]。

エビデンスを超えた「臨床」の力が、再生を加速させる

食事による「内側からの洗浄」は、再生のための絶対的な土台です。しかし、すでに硬化・萎縮して巡りが途絶えた組織は、ただ待つだけでは栄養も届かず、再生の歯車はなかなか回り出しません。

そこで、私が30年・8万人の臨床経験から辿り着いた「佐藤式・物理的アプローチ（施術）」の真価が発揮されます。

固着した深層組織や神経周囲の「巡り」を、物理的な振動と骨格調律によって直接再起動させる。内側（食事）からの浄化に、外側（施術）からの物理的なブーストを掛け合わせることで、本来3年という歳月を要する再生プロセスを、劇的に加速させることが可能になります。

「3年かかるものを、最短距離で」。これが、私が提供するエビデンスに基づいた、身体教育の結論です。

錆びた油を洗い流し、人生を再起動する

植物性油は、精密機械である私たちの身体に入り込んだ「錆びたオイル」のようなものです。この錆を完全に洗い流すには、油を断つ生活を継続するしかありません。

身体が本来の秩序を取り戻す際、一時的な排毒反応が起きることもありますが、それは再生への確かなステップです。私たちは、あなたの土台を根本から作り直す「身体教育」を提唱します。

佐藤昌史（さとうまさし）
身体教育家 / 飽くなき身体の求道者

1995年の創業以来、健康業界一筋30年。延べ8万人の身体と向き合い続けてきました。しかし、私は自分を一度も「完成された技術者」だと思ったことはありません。「昨日の自分より、もっと深く身体の真理に近づきたい」。その一心で、今もなお最新の生体物理学から古の叡智までを学び続ける、一人の「生徒」でありたいと願っています。

深夜の静寂の中で、私は「設計図」を書き換える。

誰もが寝静まった深夜や、朝日が昇る前の静寂の中。私は独り、骨格の模型と最新の生体物理学の文献を突き合わせる時間を、30年間、何より大切にしてきました。30年やってきたから分かるのではなく、30年という月日を捧げてきたからこそ、「まだ見ぬ、もっと深く救える方法がこの先に必ずあるはずだ」という渇望が、消えるどころか年々激しくなっているのです。

私と妻の彰子は、数え切れないほどの臨床の現場で、ひとつの真理に到達しました。
「悪いのはあなたの身体ではない。身体を動かすための『設計図』が、物理法則からズレているだけだ」

身体を動かすための根本的な**設計図**を調律し、脳に正しい動作ルールを再学習させる。技術が止まれば、救える笑顔も止まってしまう。だからこそ、私は日々研鑽を積んで知識を更新し、救える領域を広げ続けています。病院や他の整体で見放された方々が、学び続け進化し続ける私の「身体教育」によって、まるで霧が晴れるように再起動していく。その瞬間に立ち会うことこそが、私が孤独に学びを続ける唯一の理由です。

Amazonベストセラー3冊連続1位という過去の実績よりも、今日、コツコツと積み上げた学びが、明日あなたの痛みを消す具体的な力になること。それが、一臨床家としての私の誇りです。

研鑽の裏付けとしての実績（健康ジャンル）
Amazon 3作連続ベストセラー1位を獲得