引き算の健康法
「自分史上、一番軽い身体を手にいれる」
何かを足す健康情報の迷路から抜け出すために。
何かを足す健康情報は溢れていますが、今のあなたにとって 「何が不要で、何を引けば身体が整うのか」 と言う正解は、どこにも書かれていません。
「自分史上、一番軽い身体を体感」してください。
その迷路から抜け出すために、あなたの不調を整理する場所として活用してください。
そして「自分史上、一番軽い身体を」手に入れてください。
痩せているのになぜ「二重あご・いびき」に?
身体の設計図から読み解く、食の引き算の哲学
鏡の前に立つたびに感じる、「痩せているはずなのに、なぜ顎のラインがもたついているのか」という違和感。あるいは、寝ている間の激しいいびき。これらは決して、単なる「年齢」や「体質」の一言で片付けられる問題ではありません。東洋医学の深い洞察と、現代解剖学の視点を交差させると、そこには「身体の設計図と現代の食環境の致命的なミスマッチ」が浮かび上がってきます。
1. 「望診」が暴く、数値に現れない生活習慣の蓄積
西洋医学が血液検査や画像診断などの「数値」を重視するのに対し、東洋医学において最も重要視されるのは「望診(ぼうしん)」です。これは、あなたの歩き方、雰囲気、そして細部の色彩や形状から、内臓の健康状態や日々の食習慣を正確に読み解く技術です。
- 喉と顎のライン: 痩身者でありながら二重あご、あるいは喉全体がむくんでいる場合、それは「植物性油」の処理が身体の設計を超えているサインと考えられます。
- 白目の沈着: 白目に黄色い脂肪沈着(瞼裂斑)が見られる場合は植物性油の影響、血管が浮き出し充血している場合は油と「急激に血糖を上げる甘いもの」の組み合わせによる血管への負担を示唆しています。
- 下半身の特定的なむくみ: 下半身だけが異常にむくむ場合、それは小麦(グルテン)の影響が一因である可能性が、多くの整理の過程で指摘されています。
2. 喉の奥に潜む「油の貯蔵庫」:舌根沈着の真実
痩せている方の二重あごの正体は、皮下脂肪ではなく、喉の奥深くに存在する「舌根(ぜっこん)」への脂質の堆積です。舌は口の中で見える部分よりも、喉の奥底まで続く巨大な筋肉の塊としての側面の方が遥かに大きいのです。
リンパ組織と脂質の相関
解剖学的に、舌根には外敵を防ぐためのリンパ組織が極めて豊富に配置されています。水分が主に血管を通るのに対し、リンパ管は「脂質の主要な運搬経路」です。処理能力を超えた植物性油(特にリノール酸)は、この喉の防衛ラインにあるリンパ網に物理的にトラップされ、次第に堆積していきます。
近年の医学研究でも、「舌の脂肪量」がいびきや睡眠時無呼吸の直接的な要因であることが、MRIによる分析で科学的に証明されています。
3. 生体物理学的なエラー:重量化した舌と気道の閉塞
いびきや呼吸のしづらさの背景には、驚くべき生体構造の変化が潜んでいます。喉には「舌骨(ぜっこつ)」という、他の骨と関節を持たず、筋肉だけで宙吊りになった骨が存在します。
「食の引き算」を怠り、舌の根元に油が蓄積して舌全体が重量を増すと、重力によってこの不安定な舌骨が本来の位置より下へ脱落(降下)してしまいます。就寝時に筋肉が弛緩すると、重量化した舌根が自重で気道を塞ぎ、激しいいびきや無呼吸を引き起こします。
4. 数万年の設計図 vs わずか数十年の食環境
なぜ、私たちの身体はこれほど過敏に反応するのでしょうか。それは、人類が数万年、数十万年という時間をかけて構築してきた代謝システムが、戦後のわずか数十年で急増した「植物性油・小麦・乳製品・精製糖」という環境激変に、全く適応できていないからです。
戦後の日本は、MSA条約やPL480条といった政治的背景により、アメリカの余剰農産物である小麦や大豆(油)を大量に受け入れることとなりました。これに伴う強力な「粉食・油食推奨運動」が、数万年続いてきた日本人の伝統的な食生活をわずか数十年で塗り替えてしまったのです。
【MSA条約・PL480条について】
MSA条約(相互防衛援助協定)は、1954年に日本とアメリカの間で調印された協定です。アメリカの余剰農産物を日本が購入し、その代金を日本の防衛産業育成等に充てるという枠組みが含まれていました。PL480条(農業貿易開発援助法)は、アメリカの余剰農産物を海外へ提供・販売するための法律です。これらにより、日本へ大量の小麦や植物油(大豆)が導入され、キッチンカー等を用いた組織的な粉食推奨運動が行われた結果、日本人の食習慣は劇的な変化を余儀なくされました。
5. 身体の霧を晴らす「食の引き算」
健康を取り戻すために必要なのは、サプリメントや道具などの「足し算」ではありません。原因となっている「身体の設計に合わない食材」をそっと手放すこと。それが、私が提唱する「食の引き算(抗炎症の食事法)」です。
小麦、植物性油、乳製品、そして急激に血糖を上げる甘いもの。これらを一定期間整理することで、喉の奥の「重み」が取れ、思考の霧が晴れるような軽やかさを取り戻すことができます。これは我慢ではなく、数万年の歴史を持つあなたの命を尊重し、愛するという、最も尊い実践なのです。その静かな実践は、必ずあなたの毎日に、心地よい変化をもたらしてくれるはずです。
6-1|まずは2週間、ひとつだけ引く
- ・まずは ひとつだけ:揚げ物/スナック菓子/ドレッシング頻用/菓子パン など
- ・「ゼロにする」より、頻度を減らすを優先
- ・外食が多い方は「週○回→週○回」など数字で管理
6-2|毎日0〜10で記録(体感でOK)
- ・食後の重さ(0〜10)
- ・眠りの深さ(0〜10)
- ・朝のだるさ(0〜10)
- ・むくみ感(0〜10)
※数値(血液検査)は医療機関の領域です。この記事では、生活側の観察で「方向性」を掴むことを目的にします。
今の状態を短く書くだけでOKです。
言葉がまとまっていなくても大丈夫です。
思い当たることを箇条書きでも構いません。
必要な整理はこちらで行います。
以下をご記入ください。
※送信後、すぐに自動返信メールが届きます。
※当サービスは医療行為ではありません。
- 吉野敏明「痩せてるのに二重あご・イビキひどくないですか?植物油は舌根に溜まります」解説資料より
- Wang, S. H., et al. (2020). “Effect of Weight Loss on Upper Airway Anatomy and the Apnea–Hypopnea Index: The Importance of Tongue Fat.” American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine.
- Goldstein JL, Brown MS. LDL receptor pathway and cholesterol metabolism(古典的研究・概説)
- National Lipid Association / major lipid guidelines(脂質管理の総説・ガイドライン)
- Review articles on oxidative modification of LDL and atherosclerosis(酸化LDL関連の総説)