引き算の健康法
「自分史上、一番軽い身体を手にいれる」
何かを足す健康情報の迷路から抜け出すために。
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ウォーキング・ジョギング・ランニング|一番痩せるのは?一番健康に良いのは?を「身体設計」で結論
結論はシンプルです
「どれが一番?」は、優劣ではなく
身体設計の違いとして整理すると迷いが消えます。
痩せる勝負は、1回の強度ではなく週・月・年で積み上がる総量で決まります。
そして、その総量を最も現実に積み上げやすいのがウォーキングです。
健康の主役は「頑張り」ではなく、壊れずに続く設計です。
結論:ウォーキングが「最も積み上がりやすい健康設計」
- 健康(壊れにくさ・回復の守り)を主語にするなら、基本はウォーキングが強い
- 痩せる(体重・体脂肪の長期変化)も、勝者は「1回の強度」ではなく週・月・年で積み上がる総量
- 総量を最も積み上げやすいのが、故障リスクと回復コストが小さいウォーキング
ここから先は、「なぜそう整理できるのか」を根拠と実装の両面で分解します。
1) まず“痩せる”を分解する:勝負は「週の運動量」
WHOが示す、健康効果が出る運動量(最低ライン)
WHOは成人に対して、健康利益のために中強度 150〜300分/週または 高強度 75〜150分/週(または同等の組み合わせ)を推奨しています。[1]
体重管理(増量予防・減量)に必要な運動量の現実
- 150〜250分/週(中強度):体重増加の予防に有効と整理されています。[2]
- より大きい減量や減量後の維持には、より多い運動量(例:250分/週超)が関連しうる、という整理です。[2]
結論:痩せるかどうかは「種目」より週の総量で決まります。
週の総量は「気合」ではなく、壊れずに続く設計で決まります。
2) “健康に良い”を分解する:心肺だけでなく「壊れにくさ」まで含める
健康は「心肺が上がる」だけで判断するとズレます。少なくとも次の合算で整理します。
- 心血管(心肺)
- 代謝(血糖・脂質・体組成)
- 筋骨格(関節・腱・足部)
- 回復(睡眠・自律神経・疲労)
ウォーキング/ジョギング/ランニングの最大の違いは、特に筋骨格に入る機械的ストレス(衝撃)に出ます。
だから「健康」を主語にするなら、まずは壊れにくさ・回復の守りを優先します。
3) 歩行と走行は「別競技」:衝撃(地面反力)が違う
歩行から走行になると、着地時の垂直方向の地面反力(Vertical GRF)など、身体に入る力学的負荷は増える方向に動きます。[3]
速度が上がるほど、身体は「心肺」だけでなく「足回り(関節・腱・足部)」にも支払いが増える、と整理できます。[3]
- 同じ30分でも、関節・腱・足部に入る負荷は別物
- 走るほど、疲労と回復コストが上がり、週の総量が崩れやすい
要点:運動で健康になりたいのに、運動で壊れて止まるのは設計ミスです。
壊れにくく、回復を削りにくいのはウォーキングです。
4) “消費カロリーだけ”で選ぶと失敗する(METsの考え方)
運動強度の目安にMETs(メッツ)があります。METsは活動強度を標準化した指標として整理され、運動や身体活動の分類にも使われます。[4]
強度が上がるほど「その1回は燃えやすい」。しかし、衝撃・疲労・痛み・睡眠低下が起きると、現実には週の総量が落ちることが多いです。
結論:痩せる勝負は週の総量です。
「走って3日で痛くなり2週間止まる」より、「歩いて週5回を3か月続ける」ほうが勝ちやすい。
5) 種目別の「向いている目的」:優劣ではなく適材適所
ウォーキング(基本OS)
- 健康寿命(壊れにくさ・回復の守り)
- 体重維持、緩やかな減量(総量を積める)
- 運動不足〜中高年の土台作り
- 痛み・関節不安がある人の再スタート
ポイント:推奨される運動量(週の総量)を、現実的に満たしやすい。[1][2]
ジョギング(拡張機能:低〜中強度の走)
- 心肺を一段上げたい
- 走のフォームや腱の適応を「少しずつ」作りたい
注意:ジョギングも「走」です。欲張ると故障→総量低下に繋がります。
ランニング(特化アプリ:目的がある人向け)
- 競技(タイム・距離)
- 心肺能力を明確に伸ばしたい
- 体重・筋力・回復が整っている
注意:「痩せたいから走る」は雑になりやすい。体重管理の本体は積み上がる総量です。[2]
6) いちばん現実的な最適解:階層で組む(OS→拡張)
- 歩ける身体(痛みなく歩ける)
- 長く歩ける身体(週150〜300分が現実に積める)[1]
- 目的がある人だけ、走れる身体(ジョグ→ランへ拡張)
これが、健康にも体重にも強い「壊れないルート」です。
7) 今日からの実装プラン(安全に、数字で積む)
目標の考え方(超シンプル)
- まずは週150分(例:30分×5回)[1][2]
- 可能なら段階的に運動量を増やす(例:250分/週超も視野)[2]
初心者向け:4週間の作り方(ウォーキング中心)
- 1週目:20分×週4(合計80分)
- 2週目:25分×週4(合計100分)
- 3週目:30分×週4(合計120分)
- 4週目:30分×週5(合計150分)
ルール:「息が上がりすぎない」「翌日に痛みが残らない」を守る。
まとめ:どれが一番か?→「あなたの設計目的」で決まる
- 健康(壊れにくさ):ウォーキングが土台として強い
- 痩せる:種目より週の総量。総量を積み上げやすいのはウォーキング
- 走る価値:目的がある人が、土台の上に入れる拡張機能
- 勝者は「頑張る人」ではなく、やめない人
身体の不調を「我慢」する前に、一度だけ立ち止まってみませんか?
知る(いま何が起きているか整理)→ 話して整理(優先順位をつける)→ 必要なら一歩進む(無理のない実装へ)
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電話:070-1045-4503
参考文献
- [1] World Health Organization. Guidelines on physical activity and sedentary behaviour. 2020.
- [2] American College of Sports Medicine. Appropriate physical activity intervention strategies for weight loss and prevention of weight regain for adults. (Position Stand). 2009.
- [3] Cavagna GA, et al. Studies on the mechanics of walking and running and ground reaction forces (classic biomechanics literature).(該当版・年は採用文献に合わせて記載)
- [4] Ainsworth BE, et al. Compendium of Physical Activities: an update of activity codes and MET intensities.(代表的整理として)
免責事項
本記事は、運動・身体活動に関する一般的な教育・情報提供を目的としており、 医療行為(診断・治療・予防の断定)を代替するものではありません。 痛み、しびれ、呼吸苦、胸痛、動悸、めまい、持病、服薬中、妊娠中、術後などがある場合は、 運動開始や内容変更の前に医師等の専門家へ相談してください。 運動中に症状の悪化や強い違和感が出た場合は直ちに中止し、必要に応じて医療機関を受診してください。 実施はご自身の判断と責任のもとで行ってください。