3週間で体を変える!
「自律神経リハビリ」完全プログラム
「原因はわかった。でも、具体的に何を食べればいいの?」
Vol.1〜3で、不調の原因が「悪い油(精製植物油)」や「糖質」による神経の炎症と栄養不足にあることをお伝えしました。
最終回となる今回は、知識を「行動」に変えるための実践編です。
あなたの細胞が生まれ変わり、神経が穏やかさを取り戻すための「3週間リハビリプログラム」をお渡しします。
基本ルール:この「2つ」だけでいい
あれこれ難しく考える必要はありません。基本は非常にシンプルです。
① 徹底的に「抜く」
❌ 精製された植物油すべて
(サラダ油、キャノーラ油、ごま油、米油、アマニ油などボトル入りの植物油全般)
❌ 小麦・砂糖・乳製品
(パン、麺、スイーツ、牛乳、ヨーグルト、バター、チーズ)
② しっかり「満たす」
⭕️ 動物性タンパク質と脂質
(肉、魚、卵を脂身ごとしっかり食べる)
⭕️ 食材そのものの植物性脂質
(玄米、納豆、大豆、ごま など「精製されていない丸ごとの食材」)
3週間リハビリ・ロードマップ
Week 1:デトックス期(炎症の火消し)
目標:新しい「毒」を入れない
- 家のキッチンから「サラダ油」「ドレッシング」「マヨネーズ(植物油使用のもの)」を処分する。
- 調理には「ラード(豚脂)」や「ヘット(牛脂)」を使うか、肉や魚から出る脂を活用する。
- 「パン」と「麺」を一旦やめ、主食を「ご飯(できれば玄米)」にする。
- 甘いお菓子を断つ(どうしても欲しい時は、焼き芋や果物を少量)。
Week 2:再構築期(細胞膜の張り替え)
目標:動物性脂質で細胞を強化する
- 毎食、手のひら1枚分の「肉」か「魚」を食べる。
- 脂身を怖がらずに食べる(細胞膜の材料になります)。
- 味噌汁に「納豆」や「サバ缶」を入れるなど、手軽にタンパク質をプラスする。
- 空腹を感じたら、おにぎりやゆで卵を補食にする(低血糖を防ぐ)。
Week 3:安定期(感覚の変化)
目標:体の声を聞く
- 「夕方のダルさが減った」「朝スッキリ起きられる」などの変化を感じ取る。
- 天気が悪くても頭痛が起きにくいことを確認する。
- この食生活を「特別なこと」から「当たり前」にする。
理想の「自律神経リハビリご飯」
「何を食べていいかわからない」という方へ、迷った時のOKメニュー例です。
基本は「ご飯 + 味噌汁 + 動物性タンパク質(脂質込み)」の和定食スタイルです。
🍳 朝食
NG: トースト、サラダ(市販ドレッシング)、ヨーグルト、スムージー、バター焼き
OK: ご飯、味噌汁(わかめ・豆腐)、納豆、目玉焼き(ラードや牛脂を使用)、焼き魚
🍱 昼食(外食・コンビニ)
NG: パスタ、ラーメン、うどん、サンドイッチ、揚げ物弁当(植物油で揚げているため)
OK: 焼き魚定食、焼肉定食、生姜焼き定食、ステーキ、コンビニなら「おにぎり+サラダチキン+ゆで卵」
🍲 夕食
NG: 野菜炒め(サラダ油使用)、天ぷら、フライ、カレー(市販ルウは植物油と小麦粉の塊)
OK: 豚汁(豚バラ肉たっぷり)、刺身、肉豆腐、鍋料理、焼き鳥(塩)
💡 ポイント:
「野菜を食べなきゃ」と無理にサラダ油たっぷりのドレッシングで野菜を食べるより、「肉や魚をしっかり食べる」方が、自律神経にとっては遥かに重要です。
最後に:あなたの体は、必ず再生する
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今まで「原因不明」と言われ、たくさんの我慢をしてきたあなたへ。
あなたの体は壊れているのではありません。
ただ、材料を間違えていただけなのです。
今日から口にするものを変えれば、体は必ず応えてくれます。
植物油という「異物」を抜き、動物としての本来の栄養で満たしてあげてください。
そして、どうしても一人では解決できない歪みや、長年の不調による神経の絡まりがある時は、いつでも私たちを頼ってください。
食事(内側)と施術(外側)、両輪であなたの「再生」をサポートします。
「私の食事、これで合ってる?」
不安な方は、一度ご相談ください
あなたのライフスタイルに合わせた無理のない食事指導と、
神経の緊張を解く施術で、最短ルートの回復を目指します。
※無理な勧誘は一切いたしませんのでご安心ください
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佐藤 昌史(身体観察家)
健康住宅会社を設立後、住環境だけでは解決できない身体の問題と向き合う。「体の声を聴く観察力」を軸に、痛みや不調を無理なく改善へ導く身体観察家として活動。
現在までに 延べ80,000件以上 の身体の観察・指導を担当。著書はAmazonランキングにて3冊連続ベストセラー1位を獲得。
佐藤 彰子(身体観察家)
20歳で結婚し、育児・家事をこなしながら夫と共に健康住宅会社を経営。住環境だけでは解決できない問題と向き合う中で、「もっと根本から人の身体を理解したい」という想いが強くなり、夫婦で本格的に身体・健康・食・生活習慣の探究へ進む。
「気になることは、どんな小さなことでもお話しください。あなたの体が送っている小さな声や信号を、丁寧にキャッチして整えていきます」