Vol.4【完結・実践編】具体的な食事プログラムやアクションプランとは?
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自律神経リハビリシリーズ Vol.4【完結・実践編】

3週間で体を変える!
「自律神経リハビリ」完全プログラム

「原因はわかった。でも、具体的に何を食べればいいの?」

Vol.1〜3で、不調の原因が「悪い油(精製植物油)」や「糖質」による神経の炎症と栄養不足にあることをお伝えしました。

最終回となる今回は、知識を「行動」に変えるための実践編です。
あなたの細胞が生まれ変わり、神経が穏やかさを取り戻すための「3週間リハビリプログラム」をお渡しします。

基本ルール:この「2つ」だけでいい

あれこれ難しく考える必要はありません。基本は非常にシンプルです。

① 徹底的に「抜く」

❌ 精製された植物油すべて

(サラダ油、キャノーラ油、ごま油、米油、アマニ油などボトル入りの植物油全般)

❌ 小麦・砂糖・乳製品

(パン、麺、スイーツ、牛乳、ヨーグルト、バター、チーズ)

② しっかり「満たす」

⭕️ 動物性タンパク質と脂質

(肉、魚、卵を脂身ごとしっかり食べる)

⭕️ 食材そのものの植物性脂質

(玄米、納豆、大豆、ごま など「精製されていない丸ごとの食材」)

3週間リハビリ・ロードマップ

Week 1:デトックス期(炎症の火消し)

目標:新しい「毒」を入れない

  • 家のキッチンから「サラダ油」「ドレッシング」「マヨネーズ(植物油使用のもの)」を処分する。
  • 調理には「ラード(豚脂)」や「ヘット(牛脂)」を使うか、肉や魚から出る脂を活用する。
  • 「パン」と「麺」を一旦やめ、主食を「ご飯(できれば玄米)」にする。
  • 甘いお菓子を断つ(どうしても欲しい時は、焼き芋や果物を少量)。

Week 2:再構築期(細胞膜の張り替え)

目標:動物性脂質で細胞を強化する

  • 毎食、手のひら1枚分の「肉」か「魚」を食べる。
  • 脂身を怖がらずに食べる(細胞膜の材料になります)。
  • 味噌汁に「納豆」や「サバ缶」を入れるなど、手軽にタンパク質をプラスする。
  • 空腹を感じたら、おにぎりやゆで卵を補食にする(低血糖を防ぐ)。

Week 3:安定期(感覚の変化)

目標:体の声を聞く

  • 「夕方のダルさが減った」「朝スッキリ起きられる」などの変化を感じ取る。
  • 天気が悪くても頭痛が起きにくいことを確認する。
  • この食生活を「特別なこと」から「当たり前」にする。

理想の「自律神経リハビリご飯」

「何を食べていいかわからない」という方へ、迷った時のOKメニュー例です。
基本は「ご飯 + 味噌汁 + 動物性タンパク質(脂質込み)」の和定食スタイルです。

🍳 朝食

NG: トースト、サラダ(市販ドレッシング)、ヨーグルト、スムージー、バター焼き

OK: ご飯、味噌汁(わかめ・豆腐)、納豆、目玉焼き(ラードや牛脂を使用)、焼き魚

🍱 昼食(外食・コンビニ)

NG: パスタ、ラーメン、うどん、サンドイッチ、揚げ物弁当(植物油で揚げているため)

OK: 焼き魚定食、焼肉定食、生姜焼き定食、ステーキ、コンビニなら「おにぎり+サラダチキン+ゆで卵」

🍲 夕食

NG: 野菜炒め(サラダ油使用)、天ぷら、フライ、カレー(市販ルウは植物油と小麦粉の塊)

OK: 豚汁(豚バラ肉たっぷり)、刺身、肉豆腐、鍋料理、焼き鳥(塩)

💡 ポイント:
「野菜を食べなきゃ」と無理にサラダ油たっぷりのドレッシングで野菜を食べるより、「肉や魚をしっかり食べる」方が、自律神経にとっては遥かに重要です。

最後に:あなたの体は、必ず再生する

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今まで「原因不明」と言われ、たくさんの我慢をしてきたあなたへ。

あなたの体は壊れているのではありません。
ただ、材料を間違えていただけなのです。

今日から口にするものを変えれば、体は必ず応えてくれます。
植物油という「異物」を抜き、動物としての本来の栄養で満たしてあげてください。

そして、どうしても一人では解決できない歪みや、長年の不調による神経の絡まりがある時は、いつでも私たちを頼ってください。
食事(内側)と施術(外側)、両輪であなたの「再生」をサポートします。

「私の食事、これで合ってる?」
不安な方は、一度ご相談ください

あなたのライフスタイルに合わせた無理のない食事指導と、
神経の緊張を解く施術で、最短ルートの回復を目指します。

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    佐藤昌史

    佐藤 昌史(身体観察家)

    健康住宅会社を設立後、住環境だけでは解決できない身体の問題と向き合う。「体の声を聴く観察力」を軸に、痛みや不調を無理なく改善へ導く身体観察家として活動。

    現在までに 延べ80,000件以上 の身体の観察・指導を担当。著書はAmazonランキングにて3冊連続ベストセラー1位を獲得。

    佐藤昌史 著書 佐藤昌史
    佐藤彰子

    佐藤 彰子(身体観察家)

    20歳で結婚し、育児・家事をこなしながら夫と共に健康住宅会社を経営。住環境だけでは解決できない問題と向き合う中で、「もっと根本から人の身体を理解したい」という想いが強くなり、夫婦で本格的に身体・健康・食・生活習慣の探究へ進む。

    「気になることは、どんな小さなことでもお話しください。あなたの体が送っている小さな声や信号を、丁寧にキャッチして整えていきます」