どんな施術?痛くないの?

「痛いのは苦手」「強い刺激は怖い」「どんなことをされるのか不安」
——初めての方がもっとも気にされるポイントが、このテーマです。

私のところに来られる50〜70代の方の多くが、
「初対面で強く押されたり、痛い方法をされるのでは…」
と心配されたまま、扉を開けられます。

ですが、ご安心ください。
ここでは「痛いことはしない」「無理な姿勢はさせない」
という方針を大切にしています。

なぜ“痛くしない施術”なのか

痛みを我慢しながら整える方法は、一時的に「効いた気がする」ことがありますが、
体が本来もつ調整力を引き出しているわけではありません。

とくに50代以降の体は、
強い刺激よりも“安全でゆっくりしたヒント”のほうが反応しやすい
という特徴があります。
痛みで体が緊張すると、筋肉や関節の動きが固まってしまい、
変化が持続しにくくなるからです。

私が長年、延べ80,000件以上の体をみてきた中で、
「痛みのない整え方のほうが、結果が安定しやすい」
と感じています。

観察 → ヒント(やさしい整え方)という流れ

施術は、まず観察から始まります。
足裏のねじれ、重心の流れ、姿勢のクセ、呼吸の深さなどを、丁寧に見ていきます。

そして、体が「本来どう動きたがっているのか」を読み取り、
その方向へそっとヒントを与えるように整えていきます。

たとえば——
・無理に肩を回すのではなく、肩が動きやすくなる土台(背中・肋骨)を整える
・膝の痛みがあっても、原因が足裏や股関節にある場合はそちらにヒントを出す
というように、
「痛いところを直接押す」ことはほとんどありません。

受けているときの感覚は?

初めて受ける方の多くは、
「触れられているだけなのに、体の奥が動いていく感じがある」
と表現されます。

中には、眠くなる方もいます。
緊張がほどけたサインであり、体が安心した証拠です。

“痛くないのに変化する”というのは、
体の本来の仕組みに沿っているから起こるものです。

どんなふうに体が整うの?

整う過程は、次のような流れで自然に起こっていきます。

  • 足裏の左右差がそろっていく
  • 呼吸がスッと入りやすくなる
  • 肩の力が抜け、背中が広がる
  • 首の角度が正しい位置に戻りやすい
  • 骨盤の傾きが自然に整う

特別な動きをするわけではありません。
自然と体が動きたくなる方向に、そっと導くだけ
というイメージです。

無理をしないから、続けられる

50〜70代の方にとって大切なのは、
「その日だけ良ければいい」ではなく、
これから先の毎日が楽になること

だと思っています。

だからこそ、ここでは痛みを伴う方法ではなく、
体にとって“安全で優しい方法”を選んでいます。

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気になるところからお読みください。順番は関係ありません。

プロフィール写真
身体観察家/身体教育家 佐藤 昌史

大阪市中央区なんばにて、歩行・姿勢・足裏感覚・食習慣など
“体の観察力”を育てる身体教育を行う。

延べ80,000件以上の経験をもとに、
からだ本来の使い方へ戻す“やさしい整え方”を提案。

著書は Amazonランキング3作連続1位。

(写真:妻と共に)

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電話番号:070-1045-4503

※当ページの内容は医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。
必要に応じて医療機関の受診をご検討ください。