【睡眠編】 Vol.7 完結
今日からできる「睡眠リハビリ」
完全ロードマップ
～朝の「水」から夜の「断食」まで。自律神経を整える24時間ルーティン～
「原因はわかった。でも、今日から何をすればいいの？」
Vol.1からVol.6まで、お付き合いいただきありがとうございます。
薬の危険性、光の重要性、そして食事の毒。
あなたはもう、「眠れない理由」を知っています。
最終回となる今回は、知識を「行動」に変えるための実践編です。
あなたの細胞が生まれ変わり、薬に頼らず眠れる体を取り戻すための「24時間の過ごし方」をお渡しします。
朝のルーティン：工場の「始業点検」
1日の始まりは、体のスイッチを入れる最も重要な時間です。
この3つを「儀式」として行ってください。
☀️ 朝の3ステップ
- ① カーテンを開けて光を見る
起床直後、30分程度は部屋を明るくするか、窓際で過ごします。
これで「17時間後の睡眠予約」が入ります。 - ② トイレに行く（排尿）
溜まった老廃物を出し、副交感神経の仕事を終わらせます。 - ③ 常温の水をコップ1杯飲む
「胃・結腸反射」を起こし、腸を動かします。
これが「工場の始業ベル」となり、体は活動モード（交感神経）へ切り替わります。(※1)
昼のルーティン：天然の「のど整形」
日中は、夜に備えて「喉の筋肉」を鍛える時間です。
高いCPAP装置は必要ありません。必要なのは「噛むこと」です。
🍽 食事の鉄則：よく噛んで食べる
流し込むような食事は、喉の筋肉を衰えさせ、舌を肥大化させます。
一口30回、しっかり噛むこと。
これが、寝ている間に気道が塞がるのを防ぐ、唯一の「天然の整形手術」です。
夜のルーティン：工場の「排水処理」
帰宅後は、新しい燃料（食事）を入れる前に、まず廃液（疲れ）を捨てなければなりません。
順番を間違えると、体はヘドロで詰まります。
🌙 夜の3ステップ
- ① 先に入浴する（デトックス・ファースト）
食事の前に、必ず湯船に浸かってください。
水圧で足に溜まった静脈血を心臓に戻し、老廃物を尿として排出します。 - ② 現代病の元（油・砂糖）を断つ
特に「夜8時以降」の糖質は厳禁です。
インスリンが出るとメラトニン（眠気）は消え去ります。 - ③ スマホを置き、ただ目を閉じる
ブルーライトは脳を覚醒させます。
寝る1時間前からはスマホを手放し、脳を静寂に戻しましょう。
現代病の元
～本来の体に戻るための4つの課題～
それでも、「ひとりでは続かない」あなたへ
ここまで読んで、「これならできそう」と思った方もいれば、「今の生活では難しい」と感じた方もいるでしょう。
実は、9割の人がここで挫折します。
なぜなら、長年の習慣を変えることは、一人では孤独で苦しい戦いだからです。
「今日はいいか」という甘えや、「本当にこれで合ってるの？」という不安が、必ずあなたを襲います。
だからこそ、「伴走者」が必要です。
あなたの生活リズム、性格、体質に合わせた
「あなただけのオーダーメイドな計画」が必要です。
くじけそうになった時、正しい道に戻してくれる存在。
身体教育家として、私はあなたが「自分の主治医」になれるその日まで、
隣でずっと伴走し続けます。
もう、一人で悩むのは終わりにしませんか？
薬を手放し、朝までぐっすり眠れる「当たり前の幸せ」を、
一緒に取り戻しましょう。
今すぐ、最初の一歩を踏み出してください
「まずは話だけ聞いてみたい」
「自分の生活でできることから始めたい」
そんな小さなきっかけで構いません。
このまま、まずは無料相談へお進みください。
あなたの行動が、未来のあなたの健康を守ります。
次はあなたが睡眠の悩みから解放される番です。
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佐藤 昌史 (身体教育家)
健康住宅会社を設立後、住環境だけでは解決できない身体の問題と向き合う。「体の声を聴く観察力」を軸に、痛みや不調を無理なく改善へ導く身体教育家として活動。著書はAmazonランキングにて3冊連続ベストセラー1位を獲得。
【本記事の根拠データ・用語解説】
※1 胃・結腸反射：
空っぽの胃に水や食べ物が入ると、その刺激で大腸が動き出し、便意を催す生理反射のこと。これは自律神経が副交感神経から交感神経へ切り替わるサインでもあります。