Vol.2 【痛み・気象病編】 頭痛・めまいは天気のせいじゃない?「油」が引き起こすショート とは?
自律神経リハビリシリーズ Vol.2【痛み・気象病編】

「雨の日が怖い」あなたへ。
頭痛・めまいの正体は「気圧」ではなく
「油」でした

天気予報で「雨マーク」を見ると、憂鬱になりませんか?

「明日は低気圧が来るから、きっと頭が痛くなる…」
そうやって身構え、実際にズキズキとした頭痛や、ふわふわするめまいに襲われる。そんな日々を過ごしていませんか?

一般的に「気象病」と呼ばれるこの症状。実は、気圧の変化そのものが悪いのではありません。

本当の原因は、あなたの体を構成している「細胞膜(油)」の質にあるのです。

なぜ、雨が降ると古傷や頭が痛むのか?

まず、気圧が下がるときに体の中で何が起きているかを知りましょう。

気圧低下=ポテチの袋と同じ現象

山登りに行くと、ポテトチップスの袋がパンパンに膨らみますよね?
気圧(外からの圧力)が下がると、内側から押し返す力が相対的に強くなり、物体は膨張します。

実は、人間の体でもこれと同じことが起きています。
低気圧が近づくと、私たちの血管や細胞はわずかに「膨張」します。

健康な人であれば、この程度の膨張は何の問題もありません。
しかし、Vol.1でお話しした「神経の被膜が剥がれている人」にとっては、これが大問題になります。

神経の「ショート」が激痛を生む

膨張した血管や細胞は、すぐ近くを通っている「神経」を圧迫します。

  • 【健康な人の場合】
    神経が丈夫な被膜(ミエリン鞘)で守られているため、多少圧迫されても痛みは感じません。クッション性があるため、変化を柔軟に受け流せます。
  • 【あなたの場合】
    精製された植物油や砂糖によって神経の被膜がボロボロになっています。
    そこに「膨張による圧迫」という刺激が加わると、むき出しの神経がダイレクトに刺激され、ショート(異常発火)を起こします。

これが、雨の日の頭痛、古傷の痛み、原因不明のめまいの正体です。
「気圧のせい」にする前に、まずは「神経が過敏になっている(ショート寸前である)」という事実に向き合う必要があります。

気圧による神経圧迫のイメージ

あなたの細胞膜は「動物性の油」でできている?

さらに根本的な問題があります。
私たちの体にある60兆個の細胞。その一つひとつを包んでいる「細胞膜」は、本来「動物性の脂質」でしっかりと構成されているべきです。

人間は動物です。植物の油(精製油)で細胞膜を作ろうとすること自体に無理があります。

❌ 炎症を起こす「悪い油」

精製された植物性の油すべて。
サラダ油、キャノーラ油、ごま油(精製)、米油、そして健康に良いとされるアマニ油やえごま油(抽出・精製されたもの)もNGです。
これらは不自然に抽出されており、体内で酸化・炎症の原因となり、細胞膜を脆くさせます。

⭕️ 炎症を抑える「良い油」

魚、牛肉、鶏肉、豚肉など。
動物性の食材に含まれる脂質こそが、人間の細胞膜を強く安定させます。
また、玄米や大豆(納豆)、ごまなど、「食材そのもの」に含まれる油は摂取しても問題ありません。

今日からできる「油の入れ替え」

気象病を治すのに、高価なマッサージ機は必要ありません。
まずはキッチンの油を整理することから始めましょう。

  1. 調理用の「植物油」を捨てる
  2. サラダ油、キャノーラ油などのボトルに入った植物油は、すべて避けてください。これらを料理に使うのをやめるだけで、炎症の火種は激減します。

  3. 「植物油脂」の表記に気をつける
  4. スナック菓子、クッキー、カップ麺、スーパーの惣菜。裏面の原材料名を見て「植物油脂」とあったら、それは神経を破壊する油です。できるだけ避けましょう。

  5. 動物性タンパク質(脂質)をしっかり摂る
  6. 魚、牛肉、鶏肉、豚肉を積極的に食べてください。食材から良質な脂質を摂ることで、細胞膜が強くしなやかに生まれ変わり、気圧の変化にも負けない体になります。

体の中の油が完全に入れ替わるには、数ヶ月〜数年かかると言われています。
しかし、意識を変えたその日から、体へのダメージは確実に減っていきます。

「私の痛みも、油のせい?」
そう思ったら、まずはご相談ください

油を変えるのは今日からできます。
でも、すでに起きてしまった「体の歪み」や「神経の誤作動」は、プロの手を借りるのが近道です。

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